二人目出産後、夫が無職になりました

臨床心理士妻(無職)と転職希望夫(無職)のサバイバル日記

夫が無職になるまで②

こんにちは、りーママです☺️

 

前回の記事(夫が無職になるまで①)では、時系列に出来事を振り返ったので、今日は時期ごとに分けて、その時の状況や夫婦で話し合ったこと、私の心情や考えを振り返っていきたいと思います。

 

まずは

◆2020年春◆

この時期は、普段愚痴や不満などあまり言わない夫が仕事への不満を隠さなくなっていったのを良く覚えています。

以前は、塾講師の仕事について私の方が不満を持っていました。

 

私の不満は、

①働く時間帯が遅い(14時~深夜)

②土日や祝日も仕事がよく入る

という点でした。

 

夫は夜遅くまで仕事なので、朝起きるのももちろん遅くなります。

一方私と子どもは朝方生活&私自身も長女が9か月で少しずつ仕事復帰をしていたので、夫と他愛ないことを話す時間さえほとんどとれていませんでした。

 

そのため、私から夫に「いつかは転職だね~」「実家にUターンしたいよー」と愚痴や冗談交じりによく話していました。

夫も、「まぁそうだよね~。りーママが大変だよね~。」と相槌を打ってくれていましたが、具体的に行動に出ることはお互いにありませんでした。

 

しかし、2020年春ごろから、段々と夫の仕事への不満が聞かれるようになり、夫の方からも「やっぱり転職かなぁ」「Uターン移住もいいかもね。」と話したり、Uターンを支援する相談窓口に行ってみたりと、一歩進んだ言動が多くなってきました。

 

Uターンの相談窓口では、夫はこれまでの塾講師以外の仕事で転職をしたいと話していました。

もちろん私も塾講師以外の仕事にすることは賛成でしたが、この時は夫の中に具体的なプランがあるわけではなさそうでした。

また、窓口の方からは「〇〇県では、一般企業ももちろんあります。でももしこれまでのキャリア以外の仕事で特に希望が定まっていなければ、公務員というのはどうですか」と提案をされました。

私も、夫の今までのキャリア(ほぼ塾講師)や特性(一般教養的な試験は得意な方です)を考えると、転職は公務員しかないのではないか、と思っていたので、相談員の方の意見に大賛成でした。

しかし、夫の表情は曇ったまま。

相談から家に帰って、早速夫婦会議。

私「公務員どうなの?おっと君の得意な勉強面も生かせるし、年齢もあるし、塾講師以外ってなったら、それがいいんじゃないかなぁ」

夫「う~ん。公務員か~。なんかひかれないんだよな。やりたいと思えることあるのかなぁ」

私「いや、わかんないけどさ。でもキャリアとか、特性考えたらそれしかなくない?じゃぁ何がいいの!?」

夫「う~ん…」

とまぁこんな感じです。

こういう夫婦会議の時、だいたい私の方が多弁になって、夫をどんどん追いつめたり、話しづらくさせてしまいます。

改めて文章にすると、臨床心理士としてはあるまじき対話方法ですね(;´・ω・)

反省。

ただ、こういう風になった時にはなかなか自分でもコントロールが出来なくなってしまいます。

まずはそういう自分を認めるところから、ですね。

 

さて、ちょうどこのころ、1年ほど妊活をしていたのですが、年齢を重ねたことや、すれ違い生活も重なり、一人目のように中々すぐにはできずに悩んでいたのを覚えています。

妊活中は、不安になったり希望に満ち溢れたりと、気持ちが揺れ動きやすくなっていました。

また、まだ子供が出来てもいないのに、二人目ができたら…と一人でシュミレーションをすることもよくありました。

 

その妄想シュミレーションの内容で一番多かったのが、私の仕事についてでした。

もし2人目を運よく授かることができたとしたら…

「たぶん私も今の仕事では産休・育休を取ることはできないし家計が苦しくなるだろうなぁ(臨床心理士の仕事は残念ながらまだまだ1年更新の非常勤枠が多く、女性は妊娠・出産を機に辞めなければいけない人が多いです😓)」

「コロナや保活もあって、仕事復帰もタイミングが難しいし、自分が復帰したいと思ったときに条件が合う仕事が見つかるかは分からないしなぁ…やっぱり二人目産んで仕事辞めたあとは、ある意味フリーなわけだから、私の実家の方にUターンしたいかも…じゃあやっぱり夫くんには公務員を受けてもらって早めに転職してもらいたいわ!」

など、経済的なことや生活スタイルについて、勝手にあれやこれや考えていました。

 

そんなこんなしているうちに、有りがたいことに2人目を授かることができました。

 

そして絶賛つわり中のある日、夫から「仕事辞めて、IT系に転職したいと思ってる」と話をされました。

 

私の頭は「え?IT系?おっと君そんな仕事できるの?できないよね?(・・?」でいっぱいでした。

 

今日はここまで。

次回は、2020年夏ごろ私が一番精神的に不安定だったころを振り返ってみたいと思います。